フォークリフトには形式・動力・用途によってさまざまな種類があります。
現場の環境と作業内容に合った機種を選ぶことが、安全で効率的な作業につながります。
本記事では、フォークリフトの種類を形式別・動力別・特殊タイプ別に解説します。
形式による種類
カウンターバランス式フォークリフト
最もポピュラーなタイプです。車体後部のカウンターウェイトでフォーク側の荷重をバランスさせる構造で、屋外・屋内問わず幅広い現場で使われます。
最大荷重は1〜40トンまで幅広く、汎用性が最も高い機種です。
リーチ式フォークリフト
フォークを前方に伸ばす(リーチ)機能を持ち、棚への収納作業が効率的に行えます。車体が小型で旋回半径が小さいため、狭い倉庫の通路でも作業できます。
基本的に電気式(バッテリー式)で屋内専用です。
オーダーピッキング式フォークリフト
作業者ごとフォークで昇降し、高棚から商品を手取りする作業に特化した機種です。物流・倉庫業で多く使われます。
サイドフォークリフト
車体の側面にフォークが付いており、長尺物(鉄骨・パイプ・木材)の運搬に特化しています。通常のフォークリフトでは扱いにくい長尺資材を横向きに積んで走行できます。
マルチディレクショナルフォークリフト
全方向に走行できる特殊機種で、長尺物を扱う狭い通路での作業に使われます。
動力による種類
エンジン式(ガソリン・ディーゼル・LPG)
出力が大きく、屋外・重作業・不整地での使用に適しています。充電不要で長時間稼働できますが、排気ガスが出るため屋内使用には換気が必要です。
電気式(バッテリー式)
排気ガスがなく騒音が少ないため、食品工場・医療施設・屋内倉庫での使用に適しています。充電時間が必要で、一般的なバッテリーで6〜8時間程度稼働できます。
現場に合ったフォークリフトの選び方
- 屋外・重量物・不整地 → エンジン式カウンターバランス
- 屋内・食品・医療 → 電気式カウンターバランス
- 狭い倉庫・高棚作業 → リーチ式
- 長尺物の運搬 → サイドフォークリフト
- 高棚ピッキング → オーダーピッキング式
まとめ
フォークリフトは形式・動力・用途によって最適な機種が異なります。現場の環境・取り扱う荷物・通路幅を確認したうえで選定しましょう。
フォークリフトの資格取得についてはフォークリフトの資格・免許取り方をご覧ください。

