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生コンサイロとは?構造や仕組みやセメントサイロとの違いを解説

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生コンサイロ

一般的にサイロ(silo)とは、たて型の貯蔵建築物のことを言います。

そして、生コンサイロとは、主に円柱の形をしたセメントを貯蔵しておく貯蔵建築物のことを言います。

そこから、生コン車と呼ばれるコンクリートを運ぶための車にコンクリートを注入し、運搬中もぐるぐると攪拌しながら工事現場へとコンクリートを運びます。

生コン車とはこんな車ですね。

生コンサイロはセメントサイロが正しい?

実は生コンサイロという言葉は正しくありません。

セメントサイロと言われるのが一般的です。

セメントサイロとは、写真のようなセメント工場にあるたて型の貯蔵庫ですが、ここにセメントが入っています。

サイロは上部からベルトコンベヤーで岩を入れ、破砕した後、底に砂利がたまる構造になっています。

セメントとは?

セメントとは、コンクリートの材料のひとつで灰色の粉末のものです。

セメントは

  • ポルトランドセメント
  • 混合セメント
  • 特殊セメント

の3つに分けられますが、生コンに使われるセメントは「ポルトランドセメント」です。

コンクリートは、このセメントに水・砂・砂利を混ぜ合わせて作れます。

生コンクリートとは?

コンクリートは分かりますが、生コンクリートとはどのようなものを指すのでしょうか。

生コンクリートとは、セメントに水・砂・砂利を混ぜ合わせたもので、現場へと運ばれる段階で固まらないコンクリートのことを指します。

もちろん現場でコンクリートを作ることもできるのですが、そのための設備が現場に必要になるため、コンクリート工場で生コンクリートを作り、生コン車で現場まで運ばれます。

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