足場の組立て・使用・解体に関わる作業には、役割に応じてさまざまな資格・教育が必要です。
本記事では、足場に関係する主な資格・免許の種類を整理して解説します。
①足場の組立て等作業主任者技能講習
吊り足場・張出し足場・高さ5m以上の足場の組立て・解体・変更の作業を指揮・監督するための資格です。
- 受講資格:足場作業の実務経験3年以上(または学歴要件あり)
- 費用:12,000〜18,000円程度
- 日数:2日間
- 選任義務:高さ5m以上の足場作業で必須
詳しくは足場の組立て等作業主任者の解説をご覧ください。
②足場の組立て等特別教育
2015年7月の法改正により、足場の組立て・解体・変更の作業に従事するすべての作業者に特別教育が義務付けられました。
- 受講資格:特になし(作業者全員が対象)
- 費用:5,000〜10,000円程度
- 日数:1日(学科6時間・実技1.5時間)
- 対象:足場作業に従事するすべての作業者
③ローリングタワー(移動式足場)特別教育
移動式足場(ローリングタワー)を使用する作業者向けの特別教育です。
- 費用:5,000〜8,000円程度
- 日数:半日〜1日程度
④高所作業車運転技能講習・特別教育
高所作業車を使って足場代わりに高所作業を行う場合に必要な資格です。
- 作業床10m以上:技能講習(2〜3日・15,000〜25,000円)
- 作業床10m未満:特別教育(1〜2日・5,000〜10,000円)
詳しくは高所作業車の資格・免許取得方法をご覧ください。
資格取得の推奨順序
現場での足場関連作業に携わる場合、以下の順で資格を取得するのがおすすめです。
- 足場の組立て等特別教育(入職時・すぐ必要)
- 高所作業車技能講習(高所作業が多い場合)
- 足場の組立て等作業主任者技能講習(実務経験3年後)
まとめ
足場の資格は「作業するすべての作業者向けの特別教育」と「指揮・監督者向けの作業主任者技能講習」の2段階が基本です。
現場の役割に応じて適切な資格を取得しましょう。
足場の種類については足場の種類まとめもあわせてご覧ください。
