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玉掛けワイヤーロープの点検色の決まり【みぎあし覚え方+無料Excel表】

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玉掛けワイヤーロープの点検色(みぎあし)の決まりと、無料ダウンロードできるExcel点検表について解説します。建設現場・工場・クレーン作業で毎日行う点検を正確に記録するためのテンプレートです。

📋 このページでできること
玉掛けワイヤーロープの点検色(みぎあし方式)の看板・Excelテンプレートを無料ダウンロードできます。クレーン等安全規則に基づく毎日の点検記録に使えます。

玉掛けワイヤーロープの点検色「みぎあし」とは

「みぎあし」とは、玉掛けワイヤーロープに月ごとの点検色テープを巻き、一目で点検済みかどうかを確認できるシステムです。建設現場・工場・港湾などのクレーン作業で広く使われています。

色の意味は次の通りです。

点検色 覚え方
1月・5月・9月 緑(み) みぎあしの「み」
2月・6月・10月 黄色(ぎ) みぎあしの「ぎ」
3月・7月・11月 赤(あ) みぎあしの「あ」
4月・8月・12月 白(し) みぎあしの「し」

毎月テープの色を確認するだけで、そのワイヤーロープが当月に点検されたかどうかを一目で判断できます。色が今月のものでなければ未点検と判断でき、使用を止めることができます。

法的根拠:なぜ毎日点検が必要なのか

玉掛けワイヤーロープの作業前点検は、クレーン等安全規則第220条で義務付けられています。

(作業開始前の点検)
第二百二十条 事業者は、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具であるワイヤロープ、つりチエーン、繊維ロープ、繊維ベルト又はフック、シャックル、リング等の金具を用いて玉掛けの作業を行なうときは、その日の作業を開始する前に当該ワイヤロープ等の異常の有無について点検を行なわなければならない。

引用:クレーン等安全規則

違反した場合、労働安全衛生法に基づく行政指導・是正勧告の対象となります。また、点検未実施状態でのワイヤー切断による労災事故は、事業者の安全配慮義務違反として損害賠償責任が生じることがあります。

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玉掛けワイヤーロープの点検基準(廃棄判定)

「みぎあし」の色確認は毎日の点検ですが、以下の廃棄基準に該当するワイヤーは即座に使用禁止にしなければなりません。

ワイヤーロープ部の点検基準

点検箇所 点検方法 廃棄基準(この状態なら使用禁止)
素線の断線 目視 1よりの間で素線数の10%以上が断線
摩耗 ノギスで計測 直径の減少が公称径の7%以上
キンク 目視 キンク(よれ・くせ)がある場合
変形 目視 著しい変形がある場合
さび・腐食 目視 著しいさび・腐食がある場合
アイ部の変形 目視 著しい変形がある場合
編み込み部の緩み 触診・目視 緩みがある場合

圧縮止め部の点検基準

点検箇所 廃棄基準
合金の摩耗・傷 合金の厚みが元の厚みの3分の2未満、または著しい傷がある場合
合金部の変形・広がり 著しい変形・広がりがある場合

点検色テープの正しい巻き方

点検色テープはワイヤーロープのアイ部(端部)の近くに巻きます。以下の点に注意してください。

  • テープは当月の色に変更し、前月のテープは取り除く
  • テープが剥がれやすい場合は、ビニールテープではなくカラーワイヤーやカラーチューブを使用する
  • 点検済みのサインとして、点検者のイニシャルをマジックで記入する現場もある
  • 倉庫保管中のワイヤーにも同様に色管理を行う

よくある質問

Q. みぎあし以外の点検色システムはありますか?

はい。元請会社や現場によっては独自の色分けルールを設けている場合があります。入場前に現場のルールを確認することが重要です。ただし「みぎあし」は全国的に最も普及しているシステムです。

Q. 点検色テープはどこで買えますか?

ホームセンターや安全用品店でカラーテープとして販売されています。緑・黄・赤・白の4色セットで販売されている専用品もあります。モノタロウなどの業務用ECサイトでも購入可能です。

Q. 点検記録は何年間保管が必要ですか?

クレーン等安全規則では、定期自主検査の記録は3年間保存することが義務付けられています(同規則第78条)。毎日の作業開始前点検の記録については法令上の保存期間規定はありませんが、労災発生時の証拠として3年程度の保管が推奨されます。

Q. ワイヤーロープの廃棄判断は誰が行うのですか?

玉掛け作業者または作業主任者が判断します。廃棄基準に該当すると思われる場合は、安全担当者や上長に報告し、使用を中止してください。判断に迷う場合は使用しないことが原則です。

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