らせん階段の平面図、CADデータはなかなか見つけることができません。
それもそのはず、らせん階段はたいてい受注生産の一点ものだからです。
ここではらせん階段の平面図の書き方やCADデータについて解説します。
らせん階段とは?
らせん階段とは回転形の階段のことで、上からみると円形になっていて、中心の柱の回りを回転しながら昇ったり、下りたりする構造の階段です。
らせん階段のメリットとしては、
- 通常の階段よりも、幅や奥行きを必要としない事
- デザイン性に優れている事
からおしゃれな家などで採用されています。
一方、デメリットとしては、
- 踏み外してしまう危険性がある
- 階段下にスペースが作れない
- 大型家具の搬入が出来ない
などがあげられます。
らせん階段を導入するのであれば、メリット、デメリットはしっかりと認識しておいた方があとあと不満に感じることがありません。
螺旋階段の平面図の書き方とは?CADデータはあるの?
螺旋階段には、「回り階段」と「無柱螺旋階段」の2つの種類があります。
螺旋階段のほとんどが、オリジナルの一点物です。
そのため、フリーのCADデータ等は非常に少ないです。
外部設置用の螺旋階段や、非常階段を専門に取り扱っている業者であれば螺旋階段CADデータを提供している場合があります。
螺旋階段の平面図の書き方
平面は円を描いて等角度で分割します。
1階平面図には、途中まで描いて線で切り、切断のしるしに、その線の途中を「Z」で切り、
昇り矢印をそこまで描いて最下段に「UP」と書きます。
2階平面図には、全部描いて下からの「UP」矢印の続きを書きます。
なお、平面図の参考例であればこちらのカタログが参考になると思います。
螺旋階段のCADデータ
らせん階段のCADデータは三協アルミEIDAIなどからダウンロードできます。
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