足場の最大積載荷重の掲示看板を無料でダウンロードできます

このページでダウンロードできるのはPDF版です。重さを自由に入力できるエクセル版は上記のリンクからダウンロードしてください。

足場の最大積載荷重の掲示看板を無料でダウンロードできます

足場の最大積載荷重の計算方法は、組み立てる足場の種類や、使用する資材によって異なります。

単管足場、次世代足場、ブラケット足場など、足場の種類によって違いますが、メーカから出ているものを元に表示するようにします。

以下では、最大500kgから150kgまでの看板をダウンロードすることができます。

最大積載荷重の看板リスト

• 500kg
• 430kg
• 400kg
• 370kg
• 250kg
• 245kg
• 240kg
• 200kg
• 150kg
• 全て

A3サイズの横バージョンです。

ダウンロードするには以下へメールアドレスを入力してください。

メールでダウンロードリンクが届くようになっています。

最大積載荷重 500kg

最大積載荷重 430kg

最大積載荷重 400kg

最大積載荷重 370kg

最大積載荷重 250kg

最大積載荷重 245kg

最大積載荷重 240kg

最大積載荷重 200kg

最大積載荷重 150kg

最大積載荷重 上記すべてがひとまとめになったもの

足場の積載荷重ってどうやって決まるの？

足場の積載荷重は、布板によって決まります。

布板１枚あたりの積載荷重はメーカーなどで決まっていますので、あとは足場の幅によって許容積載荷重を組み合わせていきます。

布板１枚あたりの積載荷重

布板の幅	許容積載荷重
500	250kg
300	150kg
240	120kg

足場の最大積載荷重と許容積載荷重って違うの？

足場の最大積載荷重と許容積載荷重は以下のように違います。

• 許容積載荷重：布板1枚が耐えられる重さの限界のこと
• 最大積載荷重：布板を組み合わせた状態で、各スパンが耐えられる最大の荷重のこと

また、足場の種類によって定められている基準が違いますので、正しい最大積載荷重を算出する必要があります。

上記の通り、足場の最大積載荷重は作業床の許容積載荷重と同じではありません。

ビル工事用足場と住宅工事用足場と同様に、足場の使用状況によって最大積載荷重が異なります。この場合、注目すべきは、足場の最大積載荷重と作業床の許容積載荷重のうち、より低い値が上限になることです。

足場の積載荷重は表示義務があります

ここで配布している足場の積載荷重の看板ですが、もちろん安全面から掲示するものですが、実は表示義務もあるのです。

足場の積載荷重の表示は、以下の通り安衛法の第562条で規定されています。

労働安全衛生規則　第五百六十二条

1 事業者は、足場の構造及び材料に応じて、作業床の最大積載荷重を定め、かつ、これを超えて積載してはならない。
2 前項の作業床の最大積載荷重は、つり足場（ゴンドラのつり足場を除く。以下この節において同じ。)にあつては、つりワイヤロープ及びつり鋼線の安全係数が十以上、つり鎖及びつりフツクの安全係数が五以上並びにつり鋼帯並びにつり足場の下部及び上部の支点の安全係数が鋼材にあつては二・五以上、 木材にあつては五以上となるように、定めなければならない。
3 事業者は、第一項の最大積載荷重を労働者に周知させなければならない。

このように足場の積載荷重は必ず表示しなければなりません。

義務だから、ということではなく、作業員の安全を確保するために、非常に重要な役割を担っているものです。

足場の種類による積載荷重の違い

単管足場の積載荷重

単管足場の場合、建地間（１スパン、１層）あたりの積載荷重は400kg以下となります。

ただし、単管足場の積載荷重は、使用されているパイプの素材や直径、壁の厚さ、支持されている高さ、および使用される場所の種類など、様々な要因によって異なります。

一般的には、単管足場の積載荷重は、標準的な作業床の許容積載荷重と同等か、それ以上の重さを支えることができます。

ただし、正確な積載荷重は、その足場のメーカーや販売業者が提供する仕様書や安全規格に従って確認する必要があります。

また、建設現場では安全のために、積載荷重を超えないように厳密に管理されます。

次世代足場の積載荷重

次世代足場は、法律的には単管足場に分類されるのですが、積載荷重に関しては各メーカが出しています。

一例

• 同一層連側スパン載荷：250kg
• 同一層連側スパン以外の載荷：400kg

一般的に使用される材料や設計によって積載荷重は異なります。

例えば、アルミニウム合金製の足場は、通常、鉄鋼製足場よりも軽量でありながら、同等またはそれ以上の積載荷重を持つことができます。

また、最近では、繊維強化プラスチック（FRP）製の足場が登場しており、軽量でありながら、高い強度と耐久性を持ち、鉄鋼製足場よりも高い積載荷重を持つことができます。

しかし、積載荷重に関する具体的な数値は、各メーカーや製品によって異なるため、使用する前には必ず仕様書や安全規格を確認し、許容範囲内で使用するようにしてください。

ブラケット足場の積載荷重

ブラケット足場は、主に壁面の外装工事や塗装工事などで使用される足場で、壁面に取り付けられたブラケットを支点として足場を組み立てます。

ブラケット足場の積載荷重は、使用するブラケットの耐荷重性能やブラケット取り付け方法、足場の骨組み構造、そして作業員や材料の重量などによって異なります。

一般的には1スパン150kgですが、メーカーによって異なるので、足場メーカーの資料を確認しましょう。

まとめ

足場の最大積載荷重については、足場の種類や使用目的によって異ります。

また、足場の最大積載荷重と作業床の許容積載荷重のうち、低い方が上限になることにも注意が必要です。

正しい積載荷重を把握し、安全に足場を使用することは、作業員の安全性を守るために非常に重要です。

足場を設置する際には、必ず最大積載荷重を確認し、事故のない作業環境を整えるように心がけましょう。